法事獲得

法事獲得

如月に入りました。
新年会もそろそろ終わり、新規顧客が減る時期です。
新規よりも常連さんへの企画を積極的に考える方がいいです。
時間的な余裕ができたときに戦略を考えてみてはいかがでしょう。

例えば、法事を獲得することです。
法事が期待できる効果として次のようなことが挙げられます。

①一度利用してもらったら、継続利用の可能性が高まる。
②単価が高く、人数も多いため、1組当たりの売上額が大きい。
③商圏人口が少なくても、仕出し付加で売上アップが見込める。
④次回の利用日が自動的に計算でき、攻めの営業ができる。

法事はこの時期に限ったことではありません。
一人の常連客からその親族みんなにお店を知ってもらうチャンスです。会社の接待とはまた違った広がりが期待できます。

特に高齢化社会が進んでいるので、法事の需要は益々増えます。
どんな方がいらっしゃったか、その時の料理は何を出したかなど
記録が残っていれば、きっとお客様を飽きさせることもないでしょう。

新規顧客に向けていた視線をもう一度常連客(ファン)に戻して
来店客数を増やすことを考えてみてはいかがでしょう。

お客様に特別な存在であると感じてもらうために。

お客様に特別な存在であると感じてもらうために。

まさか顧客を機械的に管理なんてしていませんよね。
年賀状を出すための住所録だなんて思っていませんよね。

管理だけしても売上は伸びません。
お客様に忘れられてしまわないように、いつもお客様のことを気にかけていますという思いが伝わるように接しましょう。

来店されたお客様に満足を超えた予想外の感動を与えることは出来たでしょうか。
もしそこまでのインパクトがなければ、お客様があなたを覚えていてくれる時間はあまり長くありません。

あなたがお客様を特別な存在に扱うのは当然です。
お客様”を”ではなく、お客様”に”自分のことを特別な存在として
扱ってくれていると感じてもらうことが大切です。

あなたが、2つの日本料理店へ行ったとします。
どちらのお店も料理はとても美味しく、サービスにも満足しました。

翌日、A店からお礼状が届きました。
B店からは何もありません。

その1週間後、A店から季節限定のこだわりメニューが届きました。B店からは何もありません。

さらに1週間後、A店からペアの割引券が届きました。
B店からは何もありません。

どちらのお店に行きたいですか?
流行りのクーポンや割引がいいとは思いませんが、とにかく
あなたのことをずっと覚えててくれる気がしますよね。

顧客管理の言葉のイメージを変えましょう。
お客様を特別な存在にすることです。