顧客管理システムに対する誤解

顧客管理システムに対する誤解

ツールには全く問題がないとまでは言いませんが、それを扱う人の問題がほとんどです。
まずは「なぜ導入するのか?」「どのうような活用方法があるのか?」などの本質的な主旨を理解せず、データ入力の面倒くささをアピールしてくる人がいます。

そのような人の多くは自分たちが管理されるための仕組みだと誤解していることがあります。
そもそも「なぜ情報を入力する必要があるのか」「自分たちにどんなメリットがあるのか」これを理解させないまま作業をさせてしまうと入力される情報の質が低下し、継続することも難しくなるでしょう。

必要性を議論するのではなく、どう活用するのかを議論するべきで、自分たちが情報を活用
することでより少ない労力で接客レベルを上げることができると理解してもらう必要があります。

単に報告することだけを目的とするならば、メールやExcelでも可能ですが、お客様の行動を記録すること、要望に対しどんな対応をしたのか、その時の指示やアドバイスで結果はどうなったのかなど、これらの情報はその瞬間だけに利用価値があるわけではありません。

スタッフがお客様とのコミニュケーションを通して得た情報は、お金を出しても手に入らない大切な情報です。この情報が財産として価値あることを全員が認識するべきです。